代表弁理士(特定侵害訴訟代理)
補助金コンサルタント
須藤 修三
特許や商標は権利化されることで、自社で自由に実施でき、もし他社が無断で実施しようとしたら止めさせることができます。しかしながら、自社で実施もしなければ他社も使用しない特許権や商標権には、そんな権利は不必要といえ、権利を取る必要もなかったといえるでしょう。このため、私は、ぜひ権利化後の活用ができる特許や商標を取ってもらい、それを他社との競争力の差別化に活用してもらいたいと考えています。
須藤修三の経歴
1965年茨城県生まれ、東京都在住。
メーカ勤務時に、研究開発部門にて、X線分析計測機器、無線機器、メッキ技術、入力タブレット、半導体(主にモジュールとパッケージ)、画像はじめとする各種センサ、ペルチェ素子などの開発や評価、C言語を用いたシミュレーションなどを行う。
NASAの研究所とのコラボをした際、日米のエンジニアの待遇の差に衝撃を受け、弁理士になり、日本のエンジニアや日本の経営者のお役に立ちたいという願望を持つ。そのあと、異動を繰り返し、本社開発戦略部門にて事業企画の立案、営業経験なしに課長として営業部のにて新規事業の立ち上げを経験する。
早期退社後に、弁理士試験を受け合格し、弁理士として東京都渋谷区に位置する某特許事務所に16年勤務(途中から共同経営者として)する。その際に、メーカ勤務時代の経験を生かして、計測関連、機械関連、電気関連、(IOTやAIなどに繋がる)ソフトウェアの絡む制御関連、モジュール関連、と幅広い分野の特許出願を支援する。その間に、大手精密機械メーカからは新規プロジェクトの特許案件を全面的に任され、新たな市場参入に貢献。また、非製造業のクライアントに対しては、アイデアを補完し発明として完成させる支援をすることで、売上の3割以上増大に寄与。
一方で、2017年より、弁理士会で商標などのセミナー講師を行いながら、個人起業家や中小企業の商標などの支援を本格化させている。その手法は、権利化後の活用のイメージを共有してもらい、ネーミングから相談に乗り、出願し権利化支援をするものである。最近では、「ネット炎上」にも注意を促している。更に、2020年より、先生業ためのビジネススクール「志師塾」にて補助金コンサルタントとして認定され、特許・商標の出願に使える補助金だけでなく、小規模事事業事業者持続化補助金や事業再構築補助金などの補助金獲得の支援も行っている。これにより、特許や商標、そしてそれを扱う弁理士に対して持っている「壁」の意識を、少しでもなくそうと日々奮闘している。なお、「志師塾」での取り上げられた記事はこちらとなる。
略歴
1988年 | 筑波大学 第3学群基礎工学類 卒業 筑波大学 理工学研究科 入学 |
1990年 | 筑波大学 理工学研究科 修了 セイコーインスツル株式会社 入社 |
2005年 | セイコーインスツル株式会社 早期退社 専業主夫となる |
2006年 | 弁理士試験 合格(弁理士登録番号15022) |
2007年 | 都内の某特許事務所 入所 |
2008年 | 特定侵害訴訟代理業務付記 合格 |
2017年 | 弁理士会関東会中小ベンチャー支援委員会 委員 |
2018年 | 弁理士会関東会中小ベンチャー支援委員会 委員 弁理士会関東会主催セミナー【「HP・ブログ・SNS」○○を知らない人は損をする】 講師 |
2019年 | 某事務所の法人化に伴い、共同経営者となる 弁理士会関東会中小ベンチャー支援委員会 委員 弁理士会関東会東京委員会23区部会 委員 |
2020年 | 弁理士会関東会東京委員会23区部会 委員 |
2021年 | 弁理士会関東会東京委員会23区部会 委員 新宿区高田馬場創業支援センター主催セミナー【知らないと損をする商標活用のイロハ】 講師 |
2022年 |
弁理士会関東会東京委員会23区部会 委員 弁理士会 常設知的財産相談室 相談員 |
2023年 |
都内の某特許事務所 退所 SHUZO国際特許商標事務所 設立 (2023.3.1) 弁理士会関東会東京委員会23区部会 副部会長 弁理士会 常設知的財産相談室 相談員 |
資格
弁理士(特定侵害訴訟代理業務付記)、毒物劇物取扱者、甲種第4類消防設備士、第一種衛生管理士、ボイラー2級技士、X線作業主任者、特定化学物質取扱主任者、補助金コンサルタント